卒業式は親しかった友達との別れ、いろんなことを学んだ学校からの旅立ちの式です。人それぞれ十人十色、人それぞれいろんな思い出があるでしょう。
私は小学校、中学校、高校、大学、と4回卒業式を経験しました。その中で思い出深かったものは高校と大学です。
高校生活は刺激の多い毎日でした。私が私として自覚をできるきっかけを作った友達に出会えたのが高校の三年という短い期間でした。でもその三年間があって今の私がいるのです。そんな友人たちとの別れの卒業式はとても印象的でした。
部活は美術部に所属していたのですが、その部活の後輩たちからの似顔絵混じりの色紙をもらい、「絵」というつながりで、仲間になった彼女たちからの送り出しはとても明るいもので、「また、絵のつながりであえますよ!」といったクールかつあっさりした引き際に、体育会系とは違った細くて長いつながりを感じたのでした。
友人たちは友人たちで美大に進路を決め、関東や関西、東海に散らばることになったので、今まで以上に会えないことは決まっているけれど、「会えない方が、次に会ったときにお互いの刺激になるね。」と、さみしさを感じてた私がなんかちっぽけに感じるようなことを言っていたりしました。
実際は本当にその通りで、年に1、2回会うだけだけだけど、会うたびにアート系の仕事の話だったりお互いの私生活だったり、楽しい話ばかりです。そんな友達との別れの卒業式は今では新たなスタートだったなと思います。
そして、高校生活を基礎とした大学生活はもっと刺激が多く、かつ楽しい友人たちに出会えた生活でした。大学は関西でしたが、友達は関東や九州、いろんなところの出身の友人ばっかりで、各地方を身近に感じる4年間でした。そんな友人たちとの別れの卒業式は高校とはまた違い、大人になったことも含めて、それぞれの道を極めていくきっかけとなる式でした。ある子は結婚をし、ある子は就職面接最終の日だったり。ある子は病気を抱えながら最後の式だけは出席しようとしてたり。思いを語るにも語りきれないくらいの思い出があります。