卒業式の思い出はやっぱり中学のときが一番印象が強いです。ずっと保育園の頃から一緒だった友人や知り合いに卒業式が終わった次の日からいきなり会えなくなってしまうって、その当時の私には全然想像も出来なかったからかもしれません。特に、私の住んでいた地域は人口が少なく小さな町で、クラスも一学年あたり3クラスで、顔の知らない人はいないっていうくらい小規模だったから余計だったと思います。

私は既に友人と別々の高校に進学するということが決定しており、離れ離れになってしまうことは確実でした。しかも、高校生になってしまうと忙しくなってしまい、今までのように頻繁に会うこともなくなるって思っていたので卒業式の初めは少し悲しい気持ちでいました。

そして、卒業式が開始し、初めは泣くのをこらえていたんですけど、だんだん悲しくなってしまい、うっすらと涙が。気が付くと友人を初め、周りみんながすすり泣きしている状態でした。そして、卒業のときの歌った歌は「旅立ちの日に」です。これは今でも歌詞が口ずさめるほど印象に残っています。

卒業式の前にこの歌を練習したのですが、実際卒業式になってみると、涙が止まらなくて歌えない状態でした。私以外にも周りも結構そんな感じだったので、在校生が歌っていなかったらちゃんとした歌になってなかっただろうなっていうくらいです。その頃には先生の何人かも泣いている状態でした。普段は厳しく怒っており、みんなからも煙たがられていた先生まで泣いていたのに、少しびっくりしたのを覚えています。

でもそんな厳しい先生でも私たち卒業生のために涙を流してくれるんだなって思うと、余計に感動して泣いてしまいました。最後のほうは泣きすぎて前も見れない状況で、友達と泣きまくりながら退場しました。友人が、「卒業しても頻繁に遊ぼう」って言ってくれたのもすごく嬉しかったです。最初は悲しい気持ちでしたが、最後はうれし泣きと笑顔になった卒業式でした。