私が一番思い出に残っている卒業式は、大学の卒業式です。大学ならではの袴を着ての卒業式だったので、普段着れない袴姿でみんなで写真を撮るのが楽しかったです。天候にも恵まれて、後輩の子も来てくれたりして嬉しかったです。

卒業式には両親ともに出席してくれました。卒業式がたまたま祝日だったため、今まで子供の学校行事に参加できなかった父が来てくれたことが嬉しかったです。私立の大学で、しかも親元を離れて一人暮らしをしていました。両親には経済的に大きな負担とたくさんの心配をかけたと思います。とても感謝しています。

アパートへの引越しを手伝ってくれたこと、笑顔で送り出してくれたことなど、卒業式ではいろいろな思い出が頭をよぎりました。私は両親にたくさん愛されていたんだと感じました。一人暮らしは少し不安でしたが、幸運にもいい友達に恵まれ、楽しい大学時代を過ごすことができました。4年間いつも一緒にお昼ご飯を食べたり講義を受けたりしていたのですが、私は卒業後は地元に帰ることになっていたので、地元に帰るときはとってもさみしかったです。

今でも大学時代の友人達とは連絡を取っていますが、みんな地元に帰ったり結婚して遠くに引っ越してしまったりしてばらばらになってしまい、なかなか集まることができません。しかし、誰かの結婚式などで集まるときなどは昔と変わらず笑いあえて楽しい時間を過ごすことができます。社会人になると、なかなか今までのように心から笑い合える友達というものができません。大学時代に、一生付き合える友達を作れたことは本当に私にとって大きな財産になったと思います。

今でもときどき大学時代の写真や卒業式の写真を見返すことがありますが、写真の中の顔はいつも笑っていて楽しそうです。

もしも私に将来子供が産まれて、私と同じように「私立大学、一人暮らし」という選択をしたとしたら、私の両親と同じように笑顔で送り出したいと思います。