小・中・高・大学と卒業式を過ごしてきたわけですが、わたしの中で1番想い出に残っているのは高校の時の卒業式です。

といっても、わたし自身が卒業する時ではなく、わたしが高校2年生だった時の卒業式。つまり、1つ上の先輩の卒業式です。

わたしが通っていた高校では体育祭で「応援合戦」というのがあり、「族」と呼ばれる各グループが5分ほどの演目を行い競い合うというのが伝統行事になっていました。その「族」は1~3年の縦割り構成になっていたのですが、その時の「族長」(つまりは応援団長です)に、わたしはかなり憧れていたのです。もちろん、「族長」をやるくらいなので、かなり目立つ存在。リーダーシップもあって、優しくて、でも、高校生男子らしくばからしくふざけた一面もあり、そして、イケメン!ということで、多くの女子の憧れの的でありました。その上、学校内でも1,2を争う超美人の彼女がいて、いつもラブラブな感じだったので、「つきあいたい」とかそんな大それたことは思いもしなかったのですが・・・。

卒業式を迎えてしまえば、もう何の縁もなくなってしまう!ということで、ちょっと頑張りました。式の後、部活ごとに先輩を送り出すのがうちの高校の流れだったのですが、その時、自分が所属していたテニス部は早々に引き上げ、その先輩が所属していたラクビー部へレッツゴー!先輩はラクビー部の同級生や後輩と「うぇいうぇいうぇ~い」みたいな掛け声で盛り上がっていました。

とてもじゃないけれど、呼び出せる雰囲気ではなかったのですが、ラクビー部には仲のいい同級生がいたので、その人に話しかける感じで、輪の中に突入!なんかよく分からないけど、とりあえず、「うぇいうぇいうぇ~い!先輩おめでとう~」みたいな感じで、先輩に近づき。「先輩、体育祭の時、超かっこうよかったです!!!〇〇(仲のいいラクビー部の男子)とかと一緒に遊ぶ時、わたしも行っていいですか?」と。回りのテンションが高いのをいいことに、自分もテンションあげあげで、つげました。「お~、今日、飲み行くから、こいや~」と先輩もテンションマックスで答えてくれ、ちゃっかりラクビー部有志の卒業コンパに乱入してしまいました。

その結果は、なかなかにディープな感じで・・・。盲目にあこがれていたことに気がつき、ちょっとほろ苦い思いをしました。ま、先輩から卒業できた日ってことでもありますね。