卒業式というと、共に学んだ友との別れ、指導頂いた恩師との別れの時であり、「涙」が似合いますね。私も小学校、中学校、高校、大学と卒業式を経験してきましたが、それぞれ、卒業式当日に感じていたことが異なるのが印象的です。
まず、小学校の時と言えば、卒業生と在校生が事間の掛け合いで想い出を語っていくシーンが印象的ですが、卒業式のために何度となく練習し聞いたフレーズでありながら、卒業式当日はその想い出がよりリアルが想い出となって自分に押し寄せ、思わず泣いてしまったことを思い出します。
中学校の卒様式では、友達がそれぞれの学力に合わせて、4月からは学校が異なってしまうということで友と別れる寂しさを感じたことを覚えています。一方で、これが学歴社会なのかと、人が学力・スキルで振り分けられていくという現実を思い知らされた場でもありました。
高校の卒業式では、4月から始まる大学生活に既に心浮かれていて、寂しさを感じなかったことを思い出します。親元を離れ、新しい地で一人暮らしを始めること、そして、憧れの大学生活を始められるということでウキウキしていました。というものの、同じ教室で学んだ仲間でも、既に大学に合格しウキウキ状態の人、大学合格発表が未だで心配そうな面持ちの人、既に浪人が確定してしまい心複雑な人など様々、みなが様々な気持ちを抱えていて、卒業を惜しむというよりも、皆がさーっと次のステップに向けて走り始めていたように思います。
そして、最後の大学の卒業式は、社会人になるために引越し、準備などに追われていて、あまり卒業というものを深く捉える余裕がありませんでした。友の中には、既に会社の研修が始まっていたりするものもあり、これまた、卒業式を感慨深く感じるよりも、次に始まる新しい生活を考えているようでした。
こう考えてみると、年齢を経るにしたがい、現実的で想い出を振り返るという感覚がなくなっていったことがわかります。既に、最後の卒業式からも10年以上が経ちます。もう一度、学生生活、してみたいですね。