小学校の卒業式はそれほどの印象がないのですが、中学校と高校はよく覚えています。卒業式そのものよりも、その後の行事の方がメインですが。
小学校のときというのは、みんなエスカレーターで同じ中学校に上がるのでそれほど感傷に浸ることはなかったのですが、中学校も高校もみんな違う進路に向かってしまうということで惜別の意識が強かったのだと思います。
中学校の時は、卒業式のあと自宅で旅館を営んでいる同級生宅に泊まりに行って徹夜でどんちゃん騒ぎをしたことを覚えています。酒なしであれだけ盛り上がれるというのは、やはり若さのなせる業だったのではないかと思います。とはいえもう25年も前のことなので、何をどのように騒いだのかあまり覚えていないのが実状です。
高校の時は、それから3年しか経っていないのに鮮明に覚えております。同じく卒業式の後、自宅で旅館を営んでいる同級生宅に全員で泊まりに行きました。みんなで徹夜で覚えたての麻雀をして、人生ゲームやトランプなどのゲーム中心に盛り上がりました。本当は飲んではいけないはずの酒も当たり前のように飲んでタバコを吸って、あのときは本当に全員ぶっ壊れていましたね。
中学校の時は、進路が別々になるといっても同じ高校に行く者は複数いましたし、地元が同じなのでそれほど寂しくなるという思いを抱くことはなかったのですが、高校ともなると全国の大学や専門学校、就職する者に浪人する者と本当に離ればなれになってしまうという思いが強かったのでしょう。それを酒や煙草に求めるというわけではないのでしょうが、大人になるから別れるんだ、という気持ちの整理をつける目的が欲しかったのかもしれません。
なにはともあれ、その中で最も深い思い出になっているのがジャズインというスパークリングティーです。当時発売中だったソフトドリンクで、そんなに酒が強くないそれがしはそればかり飲んでいましたね。もちろんおいしかったのですが、青春の思い出、卒業式というと必ず思い出してしまう味です。また飲みたいです。あの味にもう一度出会えたなら、当時の若い気持ちの自分を取り戻せるかも、という期待感とともに、また卒業式の切なさを思い出してしまうのだろうな、というちょっとコワイ気持ちも持ちつつ、あの頃にまた帰りたいと思うのです。