まだまだ年末でこの話題を出すのは早いかもしれませんが、年が明けたら卒業の季節になります。小学校、中学校、高校、大学と私もしっかりと卒業シーズンを過ごしてきました。友達との別れ、先生との別れ、好きだったあの子ともお別れです。そんな卒業のシーンを一つずつ思い出すと、どうしても高校生のときの卒業式のことを思い出します。

私はある理由で普通の高校ではなく、夜間定時制高校に通学しており、少し皆と違う高校生活を過ごしていました。昼間はしっかりと働きお金を稼ぎ、夜は学校に通い勉強。私の部活と言えば夜9時から11時までの体育館でのバドミントンでした。そんな普通の高校生と違う私の周りにもいろんな人が居ました。私よりもほとんどのクラスメイトが年上の人でした。10歳上の結婚している人も居ました。

1年でクラスの半分がいなくなり、2年でその半分のクラスメイトが居なくなっていきました。先生に聞くと毎年のことのようなので慣れていましたが私は少し寂しさを感じました。というのは私は中学時代にあまり学校に通うことが出来なくて不登校でした。だから高校生活ではたくさんのクラスメイトといろいろと思い出を作って生きたいと思っていたからです。3年生のときはクラスは15人になっていました。少ないながらも毎日、毎夜といったほうが正しいですが、非常に楽しい学校生活でした。

私の夜間定時制では授業時間が足りない為、本当は4年間通って高校の卒業資格が得られる学校でした、私とクラスでも親しくしていた2人は大学検定と通信制の高校を併学して単位を取得し3年間で卒業できることになりました。そのことを残りのクラスメイトに伝えると、皆おめでとうと祝福してくれました。冗談で裏切り者と怒鳴っている人もいましたが、寂しかったのだと思います。

卒業式の日、普通の卒業とは違った為、私達3人は校長室での卒業式でした。絶対に行くからといっていたクラスメイトは誰一人参加していませんでした。時間帯が早かったから皆仕事をしている為、来れなくても仕方ないと思い担任の先生、部活の顧問にお礼をいい校舎を出ると、スーツをビシッときたクラスメイトが全員待っていてくれました。花束と寄せ書きをもらってみんなで食事を取りに行きました。早く卒業する私達を嫌な顔せず見送ってくれたみんなには今でも本当に感謝しています。

1年後の卒業式には私達も参列しそのときの感謝の気持ちをこめてしっかりお祝いの言葉を伝えました。人との絆と言うのは簡単には作れないものですが、一度出来たものは非常に太いものできっと切れることの無いものだと思います。