卒業式の思い出、今となっては遠い昔の記憶ですね。小学校、中学校、高校、大学と様々な卒業式を経験してきましたが、やはり一番記憶に残っているのが大学の卒業式でしたね。時間的にも一番最近やった卒業式ですしね。とは言ってもかなり昔のことになってしまいますが。

数十年と生きてきて、自分の歩んできた道を思い返してみると、大学時代が一番楽しい時期でしたね。夢に希望を抱き突き進む、最近の大学生にはなかなかみられなくなってしまった、そんなタイプの学生でしたね。もちろん、周りにもそんな人達がたくさんいました。

大学の卒業式は、本当に複雑な気持ちでしたね。数年間ともに学び、遊んできた友との別れ、これから社会で様々な経験をしていくであろうことへの期待と、様々な思いが頭を駆け巡っていましたね。それに、私は教師にも恵まれていました。少し変わっているところはあるのですが、教えるということに対して非常に純粋で熱意のある教師達ばかり揃っている大学でしたね。

その中の数人とは今でも連絡をとりあっていて、年に数回は酒を飲み交わしています。そんな教師達との別れも寂しいものがありましたね。そんな様々な思いが錯綜する中、時間だけが過ぎていき、あっという間に卒業式は終わってしまいました。

大学生ということもあり、卒業式の後の恒例行事はやはり飲み会です。私達は大勢で行うのではなく、本当に親しい仲間内だけで行いましたね。思い出話やこれからのことなんかを延々と話しながら、徹夜で次の日の昼頃まで飲み明かしましたね。もう途中からどんなことを喋っていたかなんて思い出せませんからね。相当飲んでいたと思います。そんな状態で帰宅して、気がつけばその日の夜中でした。気がついたらベッドの上に寝ていて、着替えもしないで酔いつぶれて寝ていたんですね。

私以外誰もいない部屋で、今日で終わりか、なんてつぶやいてしまったのを覚えていますね。その時は、それから大変な思いをたくさんしていくことになるなんてことは、想像もできなかったですね。